港湾技研一般公開
波動地盤総合水路による津波デモの見学(昨年の一般公開にて)
今年も7月20日に一般公開するらしい。横須賀にある港湾技研の正式な呼称は、
国立研究開発法人港湾空港技術研究所。昨年の一般公開では、いくつかの大型
実験設備が印象的だった。
例えば試験体に加える力の反作用に耐える壁(反力壁、反力床という)、厚さ
2m、幅16.5m、高さ7mのコンクリート壁は、壮大でいかにも頑丈そうだった。
津波などの実験・研究をする波動地盤総合水路は、長さ184m、幅3.5m、高さ
12mとか。津波が壁に当たるデモでは、見学席にも水しぶきがとび、水柱は屋根
近くまで上がっていた。
もう一つ大きな実験装置としては、滑走路の舗装性能を評価するもの。
ジャンボジェット機の脚4輪を備える巨大な航空機加重載荷装置、この装置は、
空港舗装としての支持力や耐久性など、舗装性能を評価するものらしい。
ただいずれの大規模設備も、決して新しいとは言い難い。今後の維持・管理・
更新など、大いに気になったが・・。